「門前薬局」から「かかりつけ薬局・薬剤師」へ

現在、病院を受診して薬が処方された際、多くの患者さんはその病院周辺にある「門前薬局」で受け取っています。 しかし、「門前薬局」は各病院ごとに異なるため、患者さんが処方された薬についての管理がうまくできないことがあります。

そこで、患者さんの身近にある薬局を「かかりつけ薬局」と決めておき、どこの病院を受診しても「かかりつけ薬局」に行くことで、処方された薬の管理はもちろん、薬についてより詳しく説明を受けたり、気軽に相談することができます。

さらに、今年4月から「かかりつけ薬剤師」の制度が始まりました。かかりつけ薬剤師を決めておくことで、薬局の営業時間外でも、何かあった際に相談することができるようになります。

かかりつけ薬剤師とは?

「かかりつけ薬剤師」とは、薬についての服用・管理の他、かかりつけ医と同じように健康管理についても相談ができる薬剤師のことをいいます。かかりつけ薬剤師に健康相談をしたり、調剤を依頼することで、患者さんの体質や薬の服用歴などを踏まえた安全で効果的な薬物治療を行うことができます。

かかりつけ薬剤師の制度の利用については、ご利用の薬局でご確認ください。